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【歯科クリニック向け】就業規則で必ず入れておきたい条項とは?


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📑 目次:歯科クリニックの就業規則に必要な条項とは?





トラブルを防ぐ“現場目線のルール”を社労士が解説



✅ 歯科業界でも「就業規則の整備」は必要不可欠


就業規則の作成は10人未満では義務付けられておらず、「うちは小規模だから就業規則は必要ないかな?」と思われがちですが、

歯科クリニックはスタッフ数に関わらず、労務トラブルが起こりやすい職場です。


✅ 歯科衛生士が突然辞めた

✅ 無断欠勤があった

✅ スマホやSNSトラブル

✅ 時間外手当の支払いを巡るトラブル


こうした問題は、就業規則が整っていないことが一因になるケースが少なくありません。



🦷 歯科クリニック特有の課題とは?


• シフト制や非常勤スタッフが多い

• 院内が“院長 vs スタッフ”という構図になりやすい(院長以外の管理職がいないため)

• 立場や経験に差があり、ルールの解釈がバラつく



📄 では、どんな条項を就業規則に入れておくべき?


ここでは、歯科医院で特にトラブルが多い観点から、必須の条項・注意点を紹介します。



① 無断欠勤・遅刻早退への対応


例:〇日以上の無断欠勤があった場合は懲戒対象とする

→「何日でアウトか」を明記することで、主観的判断を排除できます



② SNSやスマホの利用制限


「院内での写真撮影禁止」「患者情報を含む投稿禁止」など

→ 近年は情報漏洩や風評被害のリスクが急増中。必ず入れておきましょう。



③ シフト制・変形労働時間制のルール


→「1か月単位の変形労働時間制」を明記しないと、残業代請求リスクが高まります

また、シフト表の発行タイミングや変更ルールも必須です。



④ 副業・兼業の扱い


非常勤歯科衛生士が他院と掛け持ちしている場合などの対応指針

業務に支障がある場合の制限や申告義務を記載



⑤ パワハラ・セクハラ防止規定


院内の人間関係トラブルは離職につながりやすい

→ 「相談窓口」や「調査・懲戒の流れ」を規定しておくと安心

※社労士を相談窓口としている医院も多いです



⑥ 退職時の取り扱い


ユニフォーム返却、引き継ぎなど

→ 円満退職に向けた具体的な手順を示すことでトラブル回避に



💡 ポイント:誰が読んでもわかる“やさしい就業規則”を


法律的に正しくても、スタッフが理解できなければ意味がありません。

• 専門用語は避ける

• 行動指針として伝える

• 面談や朝礼で周知する


このような**“運用できる規則”**が重要です。



💬 社労士からのアドバイス


「とりあえず雛形で済ませていた」

「何年も見直していない」

そんな就業規則が、実は一番危険です。


MSL社会保険労務士事務所では、歯科クリニック向けに特化した

✔ 現場で“使える”就業規則の作成・改定

✔ トラブルに備えた懲戒規定やSNS対応の整備

✔ スタッフへの周知・運用支援までサポートいたします。



📩 まずは無料相談からどうぞ


「どこを直せばいいかわからない」

「開業時の規則を見直したい」

そんなときは、初回無料で内容チェックも可能です。


 
 

MSL社会保険労務士事務所

〒243-0201 神奈川県厚木市上荻野2274-3

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